Bookwormy’s Diary

英語の本も面白いかも :)

Percy Jackson  

パーシージャクソン by Rick Riordan 5巻シリーズ  

 

 

 

 

 

むっちゃ面白い。これで3回目か4回目。

 

ハリーポッターよりも面白いよと言われて初めて読んだのが15年くらい前。1回目も引きつけられて、図書館で借りた本を一気読み。ついにシリーズ5冊を手に入れて、また読んでます。

 

ギリシャ神話と現代が入り交じったエキサイティングなストーリー。

 

今回はゆっくり読みつつ、D'Aulaires (なんて発音するんだか?)ギリシャ神話の本を合わせて読んでいます。なるほどねぇ、うまくギリシャ神話をもとにティーンエイジャー、プレティーンの好きそうな本に仕上がっています。

 

ギリシャ神話の神様ってなんだかすごいんですよね。なんでもありで。親子で戦う、兄弟で結婚する、嫉妬に復讐。ギリシャ神話が今時の本だとしたら絶対に子供に読ませたくない本のリストに加えられているだろうに、古代から受け継がれた故にクラッシックとしてあがめられている希有の存在だと思います。

 

まずは予備知識なしで読んで楽しんで、その後でギリシャ神話を読んでからもう一度。2度も3度もおいしいです。

 

ちなみにティーンエイジャー、子供向けの本とあって主人公達の言葉使いが今時。これが英語ネーティブの大人には厳しかったりするようです。ストーリーは面白そうだけど、入って行けないみたいで、ダメ、読めない、と言う大人達も多い様子。そのあたり、む~すには英語のオブラートにくるまれた感じで、全く問題なしでした。いいんだか、悪いんだか。

 

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rickriordan.com

 

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そろそろ読ませても大丈夫かとフムフムに見せたところ思いっきりはまって1週間ほどで読み終わり、その後2ヶ月にわたって何度も何度も読んでおりました。その数ヶ月後にはリックライオーダン氏の本のメインどころはすべて読んだようです。

 

そんなに面白いのかと試してみたのだけれど、む〜すがハマったのはPercy Jackson のみでした。

 

そのうちにフムフムはハマったけれど、む〜すはハマらなかった本のリストも作ってみたいなぁ。

Holes

Holes by Louis Sachar  

 

 

Holes (Holes Series)

Holes (Holes Series)

 

 

 とっても有名なHolesです。面白い!もう4、5回読んでいるのに、毎回読み始めると止まらなります。英語はわかりやすいけれど、プロットが入り組んでいるので大人でも十分に楽しめる本です。私が初めて読み切った英語の本が、この Holes でした。かれこれ20年近く前になるでしょうか。若かったなぁとちょっと遠い目。その頃はそう思っていなかったけれど・・・

 前から読んでも後ろから読んでもStanley Yelnatsのスタンリーが無実の罪で矯正キャンプに送られてからの冒険物語。友情あり、葛藤あり、スタンリーの成長には目を見張るものがあります。ハラハラドキドキ、読み終えるまで止まらないので、時間のあるときに読み始めてください。

 話の伏線がかなり複雑なので、むすむす(6歳くらいだったかな)は最後の方で意味が分からなくなったようです。ラスト30ページほどを一緒に読んだところ「お~~!」「なるほど~!」の連発でした。むすむすはその後数年にわたって何度も何度も読み返しています。読み返し回数ではHoles とPersy Jacksonが1、2を争っているのかな。続編、Small Stepsも是非。

 

下記のスタディーガイドがまた素晴らしいです。

 

http://mrjeffreyphillips.pbworks.com/w/file/fetch/79695590/HolesStudyGuideInteractive.pdf

 

Interest Level 5-9

Lexile Mesure 660

Grade Level Equivalent 4.6; Age 10-14

 

https://www.teachingbooks.net/tb.cgi?tcid=3108

www.teachingbooks.net

 

 

  

はじめまして

はじめまして。

 

子供の頃から本が大好きな “む〜す” です。

 

英語圏に住み始めてそろそろ20年。住みやすくて気に入ってはいるのですが、難点を上げれば日本語の本が手に入りにくい点。本の虫にしてみると結構マイナスポイントです。日本から持ってきたり友達に借りたり送ってもらったり。でもやっぱりそれでは虫が収まらず、必要に迫られて英語の本を読み始めてみると、嬉しいことにそれほど英語が難しくない本でも大人が楽しめる内容のものも意外と多そうです。

漢字の壁が無いからでしょうか、大人の本と子供の本の境界線が日本ほどはっきりしていないので、英語は読みやすいけれど内容は大人が読んでも十分満足できそうなものもたくさんあります。

サイエンス系が好きなので、純文学と比べると英語的に簡単、その辺りも英語でも十分楽しめる理由かもしれません。

自分が面白かった本をもっとたくさんの人に読んでもらいたい!

読書の楽しさをシェアしたい!

 

英語圏で子育てされている方の参考にもなるといいなと思っています。やっぱり日本の本と比べて英語の本の知識が少ないので、子供にどんな本を薦めたらいいのかよくわからなかったりするんですよね。

 

最近興味があること:アメリカの歴史(ハミルトンの影響大)、宇宙航空分野(むすこっちの影響大)、簡単な算数、数学(大人になってから美しさに気づきました。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

The Butterfly Lion

The Butterfly Lion  by Michael Morpurgo

 

The Butterfly Lion

 

 

 

マイケル・モーパーゴの本を5冊ほど読んだのですが、今のところのむ〜すの一押しは断然この本です。レックスが6歳の頃に読み聞かせました。「もう一度読みたい!」くらい気に入ったらしいです。

 

基本的には子供向けのお話ですが、む〜すは十分楽しんで読みました:)

 

南アフリカで寂しい子供時代を過ごしたイギリス人のバーティーと、親を失った白いライオンのお話。白いライオンはバーティーの心のよりどころになるものの、バーティーはイギリスの寄宿学校に、ライオンはフランスのサーカスへと別々の道を歩んで行く。別れの前日にバーティーは「絶対に探し出すから」とライオンに約束をするのですが・・・

 

マイケル・モーパーゴのパターンとして戦争、今回は第1次世界大戦が絡んできます。レックス(当時6歳)は戦闘機が大好きで、この話も割と平気でしたが、小さいお子さんが読まれる前には親御さんが一度読んでみられてからの方がよいかと思います。基本的には友情や愛情にあふれたお話ですが、戦争のシーン、それから学校の罰でむちが登場したりもします。

 

下記のスタディーガイドは面白いですが、一度前知識なしで読んでみられてからガイドを読まれると2度おいしいかも。ページ数が少ないので、気軽に読めそう。

 

128ページ (短いので気軽に読めます。)

14259 words

Lexile Measure 800

Interest level Grade 3-8

The Smarties Prize, The Writers’ Guild Award

 

 

Reading Guide

 

フォントが統一されていなくて読みにくい部分もありますが、面白い内容です。

 

The Chalk Horses of England

なるほど、作家さんってこういう所からアイデアをもらってストーリーを編み出していくんですね。